もぐのてくてく日記

こわがりだけど登ることが大好きなもぐの山(たまーに海)遊び日記です。

【沢登り】前鬼川

活動日:2026.5.2

活動形態:沢登

活動人数:2人

雨つづき。どの沢へ行こうか

GW前半は初めての6日に渡る関西遠征を決行。

和歌山県、新宮にてレンタカーを確保。

周辺を車中泊をしながら沢旅をする──

予定であったが、概ね雨の日程。が〜ん。

 

新宮周辺は100ミリ超えの雨で入渓するには危険を伴う雨量となってしまった為、

観光しながら比較的雨の少ない奈良県まで移動。

(旅の全体については旅行記として別記事にて書こうと思う)。

 

2026年沢はじめでもあった為、元々難易度が高い沢は計画していなかったが、

過去の記録を頼りに、多少増水していても遂行可能と思われる沢を探す。

結果、元々候補に挙げていた前鬼沢に行くことが決定した。

 

前夜は雨は止んだものの車が揺れる程の風。「何だか不安だな〜」と思いながらもぐっすりと眠りについた。

雲から見えた満月。風が強すぎて雲じゃなく月が動いてるように見えた

 

晴れた。いざ前鬼へ

朝起きたら風はおだやか。

空はすっきりと晴れていた。

前鬼川に移動する途中不動七重の滝を見る。

江戸切子からキャニオニングした時の話を聞く。

見えている部分だけが全てでなく、上にも下にも続いているとのこと。

久々に見るでっかい滝にテンションがあがる。

遠目から見ても迫力がある

いざ入渓。

入渓点までは踏み跡もばっちりで容易。

太陽の光に照らされて、川も草木もきらめいている。

・・・沢だ!数ヶ月ぶりに沢に帰ってきた実感が湧く。



そしてあおい!

それにしても綺麗である。

この日は水量がやや多かったので、記録で見たよりも濃いブルーのように思えた。

まるで氷のようだが、実際に氷のような冷たさ!湧き水が沸いているらしい。

見たままこの色であった

 

詰め上がってないので、後半の雰囲気は分からないが前鬼沢は、

終始穏やかでやさしい沢であった。

 

ちょうど踏みたい足場に脱皮したてのトンボ。

まだ羽が乾ききっていないのか、飛ぼうとする様子はない。

しかし、私には踏まないで通り抜ける自信はない。

仕方なく少し回り込むようにして抜けた。

 

これは私が撮った写真。自分でいうのもアレだが、何とも趣があるではないか。

写真の技術が飛躍的に向上したのかと錯覚する。

※多分前鬼は誰が撮影してもこんな風になっちゃうのだ。

砂と茶色い岩のコントラストも綺麗だが、茶色い岩はめちゃめちゃ滑る

 

ほぼバスロマンの釜。10メーター滝

穏やかではあるが全く飽きない景色を見ながら、

今回1番大きな滝に到着。

 

後に先人達の記録を見返したところ、滝の比較的近くまで歩いている記録あり。

その際は渇水気味だったのかもしれないが、

明らかに平水時よりも水量は多かったようだ。

濃い青というか、緑に近い。ほぼバスロマン。

 

しばし休憩。

水がとても冷たいので、岩のあたたかさがありがたい。

冷たさについては事前からわかっており、5月ということもあり心配だったが、

20度を超えて風なし、晴れであれば概ね問題ないと思う。

 

左岸には残置あり。

 

死亡事故が複数回起きている渡渉ポイント。

写真で見るよりも、実際は流れが早かった。

ここで転ぶと滝下まで流れてしまう。

右壁より巻き、降りる。

 

ここでも転んだら結局流れそうだったので、念を持ってロープを出して渡る。

無事に渡ったが、構築に時間がかかった。

 

 

穏やか。ここはいいところ(寒い)

さらにしばし歩くと。

こんな素敵な場所が。

江戸切子に降りることを誘われたが、前鬼沢モストオブさむさむポイントであることは間違いなく、だいぶ冷えてきた私は丁寧に断りを入れた。

 

 

そのあと、少しまた景色が変わったタイミングで脱渓。

登山道に合流。やや登りが続いた後に、下った。

 

山小屋。何とも穏やかな雰囲気の小屋で、

夫婦の方に三重の滝に行ってきたのですか?と尋ねられた。

三重の滝は上級向けの登山コースとなり、片道2時間くらいかかるらしい。

 

ふむふむ。

唐揚げ定食。そしてまとめ

きなりの湯で食べた唐揚げ定食

 

前鬼沢は噂通りの美渓だった。

遠征が決まった時から気になってはいたが、和歌山中心に活動するとなるとやや距


離がネックであったので、今回の雨続きの工程が故に来れたともいえる。

 

半年程度沢から離れていて、すっかりボルダーモードになっていたが、

沢に来るとまた、その魅力にも気付かされる。

今のところ沢に対しては、登攀的な楽しさは見出せておらず、進めば進むほど変わる景色や、地形の面白さ。

体験的な要素に魅力を感じている。

 

江戸切子の記事はこちら

splasher.jp